わたし
こんにちは!妹です。
姉と、室内楽のレッスン前に合わせをじっくりする。
最近取り組んでいるのはベートーヴェンの良く知られているスプリングソナタ。
合わせで確かめたいことは2人でどういう風に曲を作り上げていきたいかということなのだけど、なかなか1つのフレーズを取り上げたとしてもすることが多いので1度の合わせでは数時間合わせても1楽章分程度しか進まない。
具体的には
・このフレーズで一番重心があるのはどこか
・テンポが変わる場合のつなぎ方はどうするか
・どのような種類の音がそのフレーズに一番相応しいのか、そのための音探し
・何小節を一つのまとまり(フレーズ)として捉えるのか
・メロディーの受け渡し―どうすれば相手が弾きやすいようなメロディーの受け渡しができるのか
・相手の思っているフレーズの持っていき方と自分の思うそれとが異なる場合の擦り合わせ
などなど。
お互いが相手の演奏をよく聴きながらどうすればもっと良くなるのかを意見交換していくのが理想的なのだけど、自分の演奏技術がそれをこなせる程になっていないと(自分の演奏をするので手一杯な状態だと)本当の合わせができなくなる。
相手の演奏をよく聴いて、自分の演奏も客観的に冷静に聴いて、YouTubeで他の人の演奏と自分たちの演奏を聴き比べて。。
合わせをするたびに毎回新たな気づきがあるので、そういう面では本番が終わっても曲作りに関しての終わりはないなーと思う。