昨日、ブルグミュラー「アラベスク」を練習中の生徒さんとオンライン対面式レッスンを行いました♪
この記事ではそのレッスンを振り返りながら、「オンライン対面式レッスン」の1例を様子が分かるようにレポートします。
ご利用にいたった理由
今回の生徒さんは、普段動画投稿レッスンで練習されています。
アドバイス動画・テキスト文書だけではどうしても難しい・分からないことがあるということで、今回オンライン対面式レッスンをご利用いただく流れになりました。
実際のレッスン内容
今回のレッスンにはZOOMを使いました。
実際どのように進めていったのか、レッスンの様子をご紹介します。
1.ヒアリング
まずは生徒さんが分からない・難しいと思っている箇所をよく聞いて、何が問題なのか・どのように弾きたいのかなどしっかりと把握していきます。
今回いただいたご相談は、「アラベスク」を通して弾けるようになったけれど、間違えずに弾けるのにあまり上手く聴こえない。どうすればもっと上手に聴こえるようになるのか教えてほしい、というものでした。
2.実際に弾いていただく
問題が分かったら、実際に弾いてもらって何が原因なのかを見ていきます。
POINT
一言にピアノを弾くといっても、指/手首/腕の使い方・姿勢・ペダル・打鍵のスピード・打鍵のタイミング・指の振り下ろし方・フレーズのもっていき方・・・など、工夫できるポイントはとってもたくさん!生徒さん一人一人に1番ぴったりな解決策を一緒に探していきます。
今回はこんな感じでした
ここが良かった!
- 弾きにくい箇所が多いにもかかわらず、両手共に転ばずにきれいな16分音符が弾けている
- 鍵盤に寄りかからずにちゃんと指で弾けている。
ここを直すともっともっと良くなるかも!
フレーズ感
- 少し停滞感があるので、もっと前に前に進む感じを出すとぐっと上手な演奏になりそう!
スタッカートのキレ
- 要所要所で出てくる短い音符のキレ・発音をもっと鋭くすると、曲にメリハリがついて一気にステップアップ!
具体的なコツとして「弾く前に一度鍵盤に触れてから弾く」というテクニックをご説明しました。
実際に弾きながら解説。 生徒さんが分かった!となるまでしっかりと丁寧に説明します。
3.レッスンのまとめ
レッスン最後に、その日に習ったことを一通りまとめて振り返ります。
何ができるようになったのか改めて確認すると、そのレッスンの効果は大幅アップ!その後の個人練習へのモチベーションも大きく変わります。できるようになったこと、練習方法などをしっかりと頭で理解して、質のいい個人練習に繋げましょう♪