前半の続き。先日初めて受けた即興演奏のレッスンについてのレポートです♪
▼前半はこちら
初の即興演奏のレッスンが、セミナーや講義ではなく1対1のマンツーマンレッスン。
少し不安もありながら、これまでにあまり触れてこなかった分野を開拓していくのはとっても新鮮で、高揚した気分でレッスンに挑みました✨
Zoomで開催されたため、先生はご自宅にお持ちの”クラヴィコード(バッハがよく使っていた楽器)”の前に、私は大学の練習室でピアノの前に座って準備OK!
レッスンスタートです。
即興の初心者である私にはまずは簡単なところから。
左手でゆっくりレ~~ド~~♭シ~~ラ~~って弾いてみて。
ニ短調の音階ですね。そのぐらいなら問題なく弾けます。
お安い御用♪とスイスイ弾いてみます。
すると、
今度は、その左手に右手でファ~~ミ~~レ~~#ド~~って付け足してみて
ふむふむ。左手の三度上を右手で弾くのね。まだまだ大丈夫♪
そしたら次は、それに追加して右手でラ~~ラ~~ラ~ソラ~~って弾いてみて
オルゲルプンクトっぽい感じね、了解♪
・・・・
そうしていくうちに、追加される音が増えていき更にリズムも変わったりして、一番初めはとってもシンプルだった「レードー♭シーラー」が、気が付いたらなんとも素敵な音階に仕上がっていました。
レッスンの後、復習のためにもう一度自分で弾いてみたのでよかったらご覧ください♪
まずはビフォーから。単純なレードー♭シーラーです。
そしてこちらがアフター。レードー♭シーラーに装飾が付いています。
いかがでしょうか?
いくつかの音が装飾されることで、シンプルなニ短調の音階も音楽になりましたね。
本来、ニ短調はドラマチックで強い意志のあるキャラクターだと思うのですが、(モーツァルトのピアノコンチェルト第20番やバッハのピアノコンチェルト第1番、バッハのシャコンヌなど)今回のニ短調はなんだかもの悲しい雰囲気が漂っています。
それでもこの憂いを帯びた和音が私はすごく好きでとても綺麗なので、このままどんどんアレンジして広げていきたい気分です。
✨✨✨
今週の課題がまさにそれで、
他の調でも弾いてもっとたくさん装飾音などを付け加えて1曲にしてきて
ということ。
1曲を作るというとやっぱり難しいのかな?とも思いますが、この作業が私は結構好きなので、練習の合間に休憩がてら時々弾いてみます♪