こんにちは!もうすぐ1年が終わろうとしていますね。
ヴァイオリンを趣味で始めたころから今まで、あればいつも鏡の前に立って練習しています。
鏡があると、引き寄せられるようにして鏡の方に向かってしまいます。
弾いている自分の姿に酔いしれているのではなく、きちんとしたフォームで自分が弾けているのかを確認するためなのですが、本来は鏡が無くても正しいフォームで弾けていなくてはいけません。
本番の舞台上に鏡があるわけでもなく、いつも鏡ばかりに頼るのもなあ。。と思うこの頃なのですが、あれば見てしまいます。なければ、そのまま大人しく鏡なしで練習します。
―かと言って本番中に鏡がないからきちんとフォームを直に確認しなければ!と目で確認しているのか、というと実際のところ私は本番中はほぼ目を閉じてしまっているため、そこら辺はいまいち曖昧です。
ところで、ヴァイオリンは正しいフォームで弾くことがとても大切でそしてそれが非常に難しい楽器ですよね。
この間、先生に本番中の様子をビデオで撮っていただいていたのですが、自分で弾いている様子を見直してみるとやはり雑音や上手くいっていない部分は腕の動きだったり弓の運び方も上手くいっていないことが殆どで、正しく弾くことって本当に難しいなあ~と思いました。
鏡を見ているときは弓の動きに視線が向かいがちなのですが、肩の動きも大切です。
なぜなら、肩がリラックスしているとその先に繋がっている腕、手首、そして指もリラックスすることができるからです。
逆に一番初めのスタート地点である肩から既に強張ってしまっていると、例え指や手首をリラックスさせようにも無理があり。。💧
肩をリラックスさせるためには、首やあごに余計な力が入っていないことがポイントですよね。
私の場合、ヴァイオリンを習い始めてから何年間も「首や肩に力を入れずにリラックスして演奏する」ということが掴めずにいました。そのため、弾けば弾くほど身体が猛烈に疲れてきてしまうということが起こっていました。
それが最近、コンチェルトを全楽章通して弾くなど長時間集中して演奏することが求められている時に、ふと「今リラックスして弾けているな」とか「ここの箇所になるといつも肩に力が入っているな」とかそういうことを俯瞰しながら弾けるようになってきました。
以前よりリラックスして弾けるようになったためか音ものびのびした音✨が出るようになってきた気がします。
練習すればするほど身体がボロボロに疲れてしまうのはどうしても避けたいので、いかに脱力させて練習できるかが身体のコンディションを長く練習しつつも保つ鍵なのではないでしょうか。
…あれっ
鏡を見て練習することについて書き始めたのに、いつの間にかどうやってリラックスして弾くかということに話の流れが変わってしまいました。
ピアノは、鏡を見ながら練習することってヴァイオリンに比べると恐らくとても少ないですよね。
皆さんは鏡を見ながら練習するのは好きですか?☺(話を鏡に戻さなくては..汗)