ドイツの家🏠のお話。
11月後半あたりから日に日に寒くなってきていて、今は気温が0度以下になることも多々あります。こんなに寒いと外に出るのを渋ってしまいますね。
ちなみに、日本にいた頃は家の構造上なのか毎朝リビングが極寒でした。ガクガク震えてしまう寒さ。
その為か、「冬=家の中も寒い」というイメージがあります(笑)
まあ、今住んでいるドイツのお家も似たようなもので朝は家の中も寒いです。
ドイツのお家では日本の様にエアコンなどが付いているわけではなく、部屋を暖める方法といえば「ハイツング(Heizung)」という中に温水が流れる暖房機器を頼るのみ。
時間が経つとあったかくなってくるのですが、温かい風などが出てくるわけではないので部屋が温まるまでにはかなり時間がかかります。
(ドイツで)学生寮に住んでいたころは、ほかの学生たちがみんなハイツングを付けているからか建物全体が暖かくなっていて、部屋の中で寒い思いをしたことは一度もありませんでした。
真冬でも部屋の中では半そで半ズボンで過ごしていました(笑)
光熱費がゼロ円なので、ハイツングも付け放題でしたし☀
今住んでいるお家は同じ建物内に7~8世帯ほどしか住んでおらず、建物もとても古いので全体に温まるようなことはなく、どちらかというと全体に冷え込んでいるような感じです。
また、ハイツングを好きなだけ自由に使ってしまうと年末あたりにドドンとお高い請求書が届いてしまうので(;_;)、必要ないときには使わないようにしています。
今年でドイツに来てから4回目の冬になるのかな?
日本にいた頃から家の中が極寒という状況を経験していたこともあり、ドイツで過ごす寒い部屋にも慣れたものです。
ですが!
ここからが本題。
1つ、寒いということに伴う大きな問題がありまして。
何かというと、「窓が結露で水たまり&それゆえ発生するカビ問題~~~!!」
👏👏👏
いやぁ、この問題なかなかシビアでして、これから毎年悩むことになるのかと思うと気持ちも沈んでしまうのですが・・。
理由は分かっていて、部屋が寒いからなんです。
何となく、家の中があったかくて外の気温との温度差が大きいと結露が溜まるようなイメージがありますが、少なくともドイツのお家では少し違うようです。
夜と朝は外の気温がかなり下がりますが、使っていない部屋のハイツングは切っています。
そうするともちろんその部屋は非常に寒くなり、冷たーい空気が流れます。
その状態を一晩放置すると次の日の朝には窓がびしょ濡れで、窓際に何かものを置いたりしたものならそれらは全部水浸し。
しかも天井まで続く窓は非常に高いので、それを拭き取るのも一苦労。
時間のない朝にできることは少なく、全ての部屋の窓を拭くなんてとてもじゃなけれど出来ません。
そうしてそのまま大学へ行き1日を終えて帰ってくると、窓の周りにカビが発生している・・・
というサイクルになっております。
最初にこのカビたちに出会ったときは、まず原因を突き止めたくて光熱費も気にせずハイツングを付けっぱなしにしてみました。
更に1日6~7回ほどの換気。
そうすると、あれほど溜まっていた結露が一切姿を現さなくなりました✨
また昔の話になりますが、学生寮に住んでいたころはそんなこと全くなくて、窓に溜まる結露を見たこともありませんでしたし、カビが生えたことも一度もありませんでした。
初めてこのカビたちを見たときはとても驚いてしまって、インターネットで色々と調べたのですがどうやらドイツのお家ではよくあることのようです。
特にAltbau(アルトバウ)と呼ばれる古い建物だとその様な事が起きてしまうみたいですね。
学生寮ではハイツングが使い放題だったのと、Neubau(ノイバウ)という新しい建物だったというのが結露&カビ問題に悩まされなかった理由だと思います。
使わない部屋のハイツングを付けっぱなしにするというのはなかなか出来ないので、せめて換気をしょっちゅうする事でどうにか乗り切ろうと思っています。
でも、真冬の外気ってとっても寒いんです( ;∀;)
新鮮な空気が入ってきて気持ちいいと考えることもできるけど、ぬくもりたい時には結構キビシイ!(泣)
寒さとカビ対策に気を付けながらドイツ4回目の冬、頑張ります!