こんにちは!妹です。
寒くて凍った道をつるんといきそうになりました。すたすた歩いている人はすごいです。
コロナの影響で授業がほぼ全てオンライン上で行われていることもあり、対面で誰かと何かをすることの方が珍しいことが日常になりつつあります。
幸い、私の場合は室内楽やオーケストラの授業・レッスンなど対面で行われる授業たちがちらほらあるのでまだ誰かと何かをする機会があります。
ところで、ドイツに来る前は大学にはどんな人たちが集まっているんだろう。。と霧がかかった感じで何となくイメージが掴めず、若干不安を覚えていました。
ドイツ語が今ほどできておらず、それも不安要素の一つでした。
ですが、入学して約2年たった今では困ったことがあったら優しく手を差し伸べてくれる仲間に出会うことができ、楽しい大学生活を送っています。
集団で何かをすることが多いイメージの中学・高校と比べると何となく個人の学び、というイメージの大学ですが、そこではどうやって友人を見つけるのでしょうか?
その①同じ授業を取っている人と知り合って仲良くなる
セミナーの中には毎日6時間ほどのセミナーが1週間続くようなハードなものもあり、同じセミナーを取った学生とはしょっちゅう顔を合わせることになります。
先生から難しい課題が出されることも多く、それらを一緒に分からないところをお互いに埋め合わせながら取り組んでいくうちに仲良くなっていることも。
その②同じ門下生
自分の専攻している楽器の、同じ先生についている門下生とは圧倒的に顔を合わせる機会が多いです。弾き合い会など同門の人たちとは大きな本番を一緒に乗り越える仲間になるので、ただ授業が同じだけの人よりもより人柄だったりが知れる気がします。
同じ先生についているので、レッスンで例えばあまり上手くいかなかったとしてもお互いに慰め合ったりしています(笑)
私のついている先生の門下生の場合はワッツアップのグループがあり、そこで次の弾き合い会だったりレッスンだったりについて会話がある感じです。後は練習室の予約がどうなってるとかetc.
その③オケ仲間
オケ!いかにも音大生らしい響きです。ピアノ科はちょっと外れてしまうのですが。。(^^;
これは、ピアノ科以外の人はほとんどの楽器の人が取らなくてはいけない超重要かつハードな授業です。何度かご紹介したように、プローベが始まるとのんびりお昼ご飯を食べることもできなくなりますし、かなり時間の拘束があります。
そんな大変な授業を一緒に乗り越えていく仲間になるので、オケに一緒にのっている人たちとは一度同じ本番を迎えればかなりその人となりを知れる感じがあります。
普段なら関わりがなさそうな人とも、厳しいプローベを一緒に乗り越えればどっとした一体感が生まれるので不思議です。
その④ドイツ語コースで知り合った人と仲良くなる
私が通っている音大は様々な国から人が集まるとってもインターナショナルな音なので、まだドイツ語が苦手な人も多いです。私の場合入学してから半年間大学内のドイツ語コースに通ったのですが、そこで今でもとても仲良くしてもらっている韓国人のお姉さんと出会いました☺
同じようにドイツ語を頑張ろう、頑張らないと!と思ってドイツ語コースに通っている人同士だと、目標が同じなので親近感があります。
ドイツ語コースの場合、長期間だと数か月以上ほぼ毎日のように顔を合わせることになるので、先生が出席を取って、隣同士に並んだ席に座って授業を受けていると中学校時代に戻った気持ちになります。
ドイツ語コースではドイツ語を学ぶだけではなくて、ドイツ語勉強のモチベーションをもらえたり、一緒に頑張る仲間と知り合えたのでコースに通えてとても良かったです♡
その⑤(番外編)コンサートや講演で気になる教授👀を見つける
友人とはとてもかけ離れていますが、(笑)大学内には個性的で面白い先生方もたくさんいらっしゃるので、コンサートや講演などでその先生方のお話だったり演奏を聴くのもいい刺激になります。こんな考え方もあるんだなあ~とか、普段の授業では得られないものが見つけられる機会です。
終わりに
音高に通っていた頃はほぼヴァイオリン科とピアノ科しかおらず、またみんな自分の練習を必死にこなしていてとてもその他のことに目を向ける時間がありませんでした。
私も往復5時間電車に乗って学校に通って帰るだけで疲れてしまっていました💦
今も練習が生活の主な軸なのは変わっていませんが、集まる人の幅広さ、出身国も様々で専攻する楽器も本当にバラバラ、年齢もばらばらな中で送る大学生活は「ここに来られて良かったなあ~」と思える、貴重な時間です。
大学ではレッスンや授業を取って勉強を頑張らなくてはいけないのですが、でも一緒に実技のことについて相談しあったり今後の音楽家としての生き方について考えさせられたり、勉強以外でも学べていることが沢山あるなあ~、と最近思います。
元の生活に戻れるようになったら、また一緒に授業を取ることができるようになると思うので楽しみです☺