【#44】声楽科の弾き合い会に参加してきました♪

声楽科の弾き合い会に参加してきました♪ 姉が書いた記事
わたし
わたし

ドイツ語で、弾き合い会のことをKlassenabend(クラッセンアーベント)といいます。

現在Liedgestaltung という歌曲伴奏の授業を取っておりまして、ドイツ人の声楽科の子と一緒にそのレッスンを受けています。

そして今日はその子の門下の弾き合い会だったので、少しだけ私も一緒に演奏してきました♪

声楽科の弾き合い会は、参加するのは勿論ですが聴くのも初めてだったのでかなり新鮮✨

ピアノ・ヴァイオリン・室内楽等の弾き合い会にはこれまでに参加したり聴きに行くことも多々ありましたが、それらと比べるとかなり開放的な雰囲気。

もちろん出演者は緊張していたと思いますがピリピリっとした感じはなく、みんなが楽しもう!と思っているのがよく伝わってきました。

(このご時世、お客さんを迎えてのコンサートはどこも開催できない状況です。一般のお客さんはゼロ、門下生がお客さんとして演奏を聴くという形で弾き合い会は行われました。)

♪♪♪

声楽科の子のレッスンに付いていくとピアノのレッスンとの違いに驚きます。

声楽科の方にとっては当たり前の事なのかもしれませんが、少なくとも歌曲伴奏のレッスンではレッスンの大体95%ほどが歌詞の分析に充てられているように感じます。

もちろん、国語の授業などのように

ここには倒置法が使われていて・・・、この言葉はここの比喩で・・・、「私」というのはつまり〇〇のことであって・・・、

など、ひたすら文字と向き合って詩の意味・文法等を分析していくわけではありませんが、音楽の方向性・フレーズなどを決める時には必ず自分なりに解釈した歌詞の内容に合わせて考えていきます。

だから、必然的に「レッスン=歌詞の分析」という構成が出来上がっているのかなぁと思います。

(歌詞関係なしに先生がおっしゃる事といえば音程についてぐらい・・?)

まあ、私が取っているそのレッスンは歌曲伴奏というもので、先生は声楽科ではなくピアノ科の方。

レッスンの内容も、個々の技術を上げていくというよりは室内楽的な、ピアノと歌での合わせを勉強していくという感じです。

先生によってレッスンは様々だと思いますし、これはあくまでも私が受けたレッスンで個人的に感じたことです。

ですが、歌詞の意味をちゃんと理解する/自分なりの解釈を持つというのがとても大事なのはいつでも同じだと思います。

私と一緒に組んでいる声楽科の子も、曲のどの箇所を取ってもそれぞれに自分なりの解釈を持っていて、いつも楽しそうに説明してくれます。

歌曲は言語が様々で、ドイツ語を始めとして英語・スペイン語・イタリア語・ロシア語・フランス語など知らない言葉も多くあり勉強が大変ですが、ピアニストとしても歌詞をちゃんと理解して積極的に自分なりの解釈を持っていきたいです✨

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