一般の大学にもあるように、音大にも図書館があります♪
市立図書館、国立図書館、小学校の図書室、大学の図書館・・・。
世の中にはいろんなタイプの図書館がありますね。最近だとオンラインライブラリーなんてものもあるかも?
図書館というのは基本的に無料で本を借りて読むことができる施設。
1冊1冊買おうとすると結構お金がかかってしまうので、無料で借りることができる図書館は何て素晴らしいんだ!✨と思います。
(人気の本だと自分の所に回ってくるまでかなり待たないといけなかったりもしますが・・💦)
音大の図書館も他の図書館と同じで無料で借りることができます。
・・・ですが、その中身はちょっと特別🌱
何を借りることができるのか、そこがほかの図書館と比べて少し違います。
では、一体何を借りることができるのか。
ズバリ!
楽譜・CD・音楽関係の本/資料・DVD
などです。
小説やビジネス本、美容本、料理のレシピ集、犬の写真集、子供用の絵本・・・♪
・・・などはゼロ。
ZERO!
いわゆる一般の図書館にあるような本は一切置いておらず、音楽に関する書籍のみを取り扱っています。
この中でも特に楽譜の数は膨大。
一般の図書館でいう「本」に当たるものが「楽譜」になります。
様々な楽器のソロ曲はもちろん、室内楽曲、コンチェルト、オーケストラ曲、2台ピアノ、合唱、オペラ・・・などなど、いろんなジャンルの楽譜が勢揃い。
学生たちは自分で楽譜を買わなくても、図書館で借りて使うことができます。
とはいえ楽譜は一生もの。よく使うものや、いつでも手元に持っておきたいものは自分で購入しておくといいですね♪
例えばピアノ科だったらショパンエチュード、バッハ平均律、ベートーヴェンピアノソナタなどは必ず家に1冊持っておきたいです。
私は、自分のソロ曲のためには出来るだけお金を惜しまず楽譜を買うようにしていますが、室内楽曲や歌曲の伴奏などは図書館で借りることが多いです♪
高校から音大付属の音楽高校に通っていた私は、その時に初めて「楽譜を借りる図書館」というものに出会ったのですが、なんとも不思議な感覚でした。
膨大な量の楽譜が棚に陳列されている光景は、これまで楽器店などで見ることはあったものの、楽器店に並ぶ楽譜は新品ピカピカでカラフルなものが多くその中で音大生が実際に使うような楽譜はごく僅か。
(楽譜は基本的にアマゾンで購入していました。)
それに対して音大(音高)の図書館には、そのようなカラフルで綺麗な楽譜はあまり並ばないのでかなり地味~な見た目ですが、よく使うヘンレ版、ベーレンライター版、ブライトコプフ版、ウィーン原典版などが揃っていて、とっても嬉しいのです✨
楽譜以外にもCDや資料などもたくさんあって、授業の準備に使うことも多いです♪
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ということで、かなりざっくりとしていますが音楽大学の図書館について紹介してみました♪
音大の図書館って普通に生活していると覗いてみる機会もあまりないと思うので、どんな風になっているんだろう?と疑問に思った事がある方も多いかもしれません。
実際は楽譜や音楽資料ばかりが並ぶ、音大生に特化した「音楽図書館」となっていたんですね✨
これを読んでへぇ~!と思っていただけたら嬉しいです😊
しかし、世の中にはほかにどんな専門図書館がどれぐらい存在するんでしょうか?
なかなか巡り合う機会がありませんが、是非ほかの専門図書館も覗いてみたいです📚